少し前になりますが、昨秋に出版されたamirisu 23号は映画特集でしたね。
映画からインスピレーションを得てデザインされたエレガントなパターンがたくさん載っていました。映画を観ながら編んでくれた方もいらっしゃるでしょうか。
さて今日は、そんな23号から「ながら編み」もできてしまうBennetショールをご紹介します。東京店スタッフの本間さんが編みました。襟付きのショールで、パッと目を引くきれいなカラー！
使ったのは、雑誌に載っているのと全く同じLa Bien Aimée Corrie WorstedのLise。本間さんはサンプルの色がとても好みだったので、そのまま同じ色をチョイスしました。
Corrie Worstedはこの前の秋にリリースされたばかり。Falkland Corriedale 75%、Gotland Wool 25%のブレンドになっています。ウェットブロッキングすると、とても柔らかく仕上がるのが特徴。モヘアのような毛羽立ちもあって、色も深みがあって、うっとりします。
こんなゴージャスな糸がお店に入荷したら……
お値段はけっこうするのですが、編まずにはいられないですよね。
Bennetは、縄編み針を使わずに編める交差模様なので楽ちん。模様が規則的なので編んでいるうちに慣れてくるし、間違えて目がずれてもすぐに気がつけるのがいいところ。模様部分を編んだ後に目を拾い、引き返し編みで襟をつけていきます。
本間さんはドラマやアニメを見ながら、1ヶ月半ほどで完成させたそうです。
気をつけた点は、糸の特徴である柔らかさがブロッキング後にきちんと出るように、手がキツくなりすぎないようにしたところ。
編んでいるときは少しカサッとしますが、ブロッキングすると本当に柔らかくなりました。
体を包み込んでくれるちょうど良いサイズ感で、防寒面でも使い勝手はバッチリ。
はっきりした色のなので、シンプルなニットやワンピースに羽織って使いたいとのことでした。
ちなみに、本間さんは編み物を本格的に始めてまだ1年半ほど！とてもきれいに仕上がっていますね。
お手元のCorrie Worstedでまだ何を編むか決まっていない方、Bennetはいかがでしょうか？
他に、Brooklyn TweedのShleterやWoolfolkのFarで編んでも気持ちよさそうです。
詳細
使用糸：La Bien Aimée Corrie Worsted
カラー：Lise
使用針：US6