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今何編んでる? 〜DE RERUM NATURA GILLIATTで編むHALIBUT〜
12月 04, 2021
今日ご紹介するのは、スタッフのアイコさんが編んだ「オヒョウセーター」ことHalibutセーター。Caitlin Hunterさんのデザインです。
皆さん、オヒョウってご存知でしょうか。カレイの仲間のお魚で形はヒラメに似ているのですが、サイズがとても大きく、1mを超えます。
Caitlinさんが暮らすアラスカのホーマーという街ではたくさん獲ることができ、昔から人々の文化や生活に深く結びついていたとか。日本だと、北海道でまれに獲れるそうですよ。
そんな巨大な魚オヒョウをヨークにぶら下げた大胆なデザイン!
動物モチーフに目がないアイコさんは、Caitlinさんがインスタグラムに作成途中の写真を載せているのを見て、パターンのリリースをいまかいまかと心待ちにしていたそうです。とにかくインパクト大だし、髪色とも合っていてかわいいし、事務所でも大盛り上がりでした。
MCの緑色はDe rerum naturaのGilliatt、CCはアイコさん自身が手紡ぎした糸を使っています。
ちなみにCaitlinはとても手が緩いことで有名ですが、最近はそうでもないようです。今回はアイコさんの方が緩いくらいだったそう。
後ろにもオヒョウがずらり。
女性が着てもかわいいし、釣りや海が好きな男性にもおすすめです。
指定糸のKelbourne Woolens Scoutは、オンラインショップに在庫がありますよ!また、写真にうつっているズボンは石徹白洋品店のはかまパターンで縫ったものです。自分が作った服だけで全身コーディネートできるって、うれしいですね。
詳細
糸:MC=De Rerum Natura Gilliatt(カラーはPrintemps)
CC :=Undercover Otterで購入した羊毛を手紡ぎしたもの
針:US5(手紡ぎの糸が太かったため本体部分の針を一号下げ、リブ部分と同じUS5で全体を編んでいます)
サイズ:XS
年末年始の営業のご案内
12月 02, 2021
【店舗営業予定】
WALNUT 京都店・東京店共通
年末12月29日(水)15時まで
年始1月11日(火)AM11時から
【通信販売の発送につきまして】
12月25日(土)13時までにご入金の確認がとれたご注文は、年内に発送いたします。年明けの発送は、1月6日(木)から順次お送りします。
【Sock Club 2022 デザイン募集!】
11月 30, 2021
「セーターやショールではなくて、靴下ばかり編んでるんです!」そんなソックニッターさんも随分と増え、いまや大人気の靴下編み。軽くて持ち運びが楽ですし、小さいながらもさまざまな技法が満載で、皆さん病みつきになるようです。
そんなソックニッターさんに毎月楽しんでいただきたいとの気持ちで、amirisuでは今年からSock Clubをスタート。毎月オリジナルのキットを一つずつリリースし、1ヶ月間限定で販売、大変好評いただきました。
来年もぜひというお声を受け、2022も開催決定!そして、デザインを一般公募することになりました。可愛くて実用的で編みごたえのある、とびっきりのデザインを奮ってご応募くださいね。詳細は以下の通りです。
(1)糸は基本的にamirisu Trekを使用してください。別糸を使う必要がある場合は相談に乗ります。
(2)パターンは英語と日本語で販売します。
(3)サイズ展開はあってもなくても構いません。大人の女性サイズであれば1サイズでも良いです。
(4)サンプルの色はamirisuが後ほど指定し、糸を送付します。出来上がったサンプルの送料はデザイナー支払いとなります。
(5)テクニカル編集、チャート作成、レイアウト、翻訳は全てamirisuで行います。
(6)簡単なデザイン案(全体のスケッチ、模様部分のスワッチ、簡単なデザインの説明)を添付し、contribute@amirisu.com までメールでご応募ください。その際インスタグラムとRavelryのアカウントもお知らせください。締め切りは2021年12月29日です。
(7)提出可能な納期をお知らせください。デザイナーが出揃った段階で、こちらでそれぞれの納期を決定します。最終納期は2022年11月です。
質問がある場合は、contribute@amirisu.com までメールでご連絡ください。ご応募お待ちしております!
今何編んでる? 〜YOWZAとLARKで編むHUG HUG KISS KISSショール〜
11月 27, 2021
どんどん寒くなってきて、編み物のベストシーズンですね!
今日は、スタッフの仲長さんが編んだHug Hug Kiss Kissショールを紹介します。
指定糸はmYak Baby Yak Mediumですが、MCをMiss BabsのYowza、CCをQuince&Co.のLarkで編みました。
実はこのショール、編まれたのは昨年度。糸が太めなのでさくさく進み「あっという間!」に編み終わったのですが、その頃にはすでにあったかくなっていたので使えず、そのまま放置していたそう…
やっと寒くなったので、先日無事にブロッキングされました。この冬はちゃんと使ってもらえるでしょうか。
Hug Hug Kiss Kissというテンションが上がるパターン名は、×のような交差と、○のようなボッブルが並ぶ模様から。デザイナーのAndreaは、この模様を見て英語のメールなどで使われるxoxo(=hugs & kisses)が浮かんだそう。
模様がない部分はガーター編みなので簡単だし、仲長さんによると「Andreaのパターンにしてはボッブルが少ないから楽!」とのこと。三角形の底辺から始め、どんどん目を増やしていく編み方です。
柔らかくて少し細いYowzaとしっかりしていて太めのLarkを組み合わせたので、出来上がったショールのLarkの部分は、糸の密度が濃くがっしりした感じになりました。仕上がりが気になる方は、似たような太さと質感の糸を合わせるといいと思います。
そして、こちらは別のスタッフが指定糸のmYakで編んでいた同じショールと並べてみたもの。
MCの糸量がギリギリのパターンなので、足りなくなった場合は、右側のショールのようにCCの糸でエッジを彩ると、とてもかわいいし糸も買い足さなくて良いし、一石二鳥です。
mYakは今後もさらに入荷予定ですので、ぜひオンラインショップやインスタグラムをチェックしていてくださいね。先日発売したLa Bien AiméeのCorrie Worstedを使うのもおすすめです。
キットは売り切れていますが、オンラインショップでお好きな糸を選び、ご購入の際の備考欄に「Hug Hug Kiss Kissパターン希望」と書いていただければ、日本語文章パターンをお付けできます。(パターン代は別途請求させていただきます。)
詳細
糸(カラー):MC=Miss Babs Yowza(Croset)、CC=Quince & Co. Lark(Crow、Kittywake、Iceland)
針:US8